風砂子:
カナダの冬ってさ、ほんとにもう、太陽がね、朝10時頃から4時頃まで?
感じるだけでさ。
だから本当に太陽がほしい、って思ったわけ。
それで私がネパールにいたときに… ラムダスって知ってる? 知らない?
ティモシーラリーって知ってる?
アメリカの60年代にドラックを広めた…
その仲間のババラムダスって人が、彼はハーバードの心理学かな?
教授だったんだけど、ティモシーラリーと彼らがLSDを実験し始めたわけよ。
それでたぶん、クビになったのかどうか知らないけど、彼がカトマンズ(ネパール)に来て、
インドのね、ヒンドゥー教を研究しようと思って来たときに、私も会ってるわけ。
彼をニーム•カロリ•ババっていうヒンドゥー教のグルに案内した、バガヴァンダスっていう人が…
その人が本当にもう、ヒッピーの一番目立つ、私が最初にカトマンズで見たときに「わーっ」と思ったヒッピーなのよ。
ラムダスも彼にあって「わーっ」と思って、で彼と仲良くなって、一緒にヒンドゥー教のグルに会いにいったわけよ。
ラムダスの友人がラマファンデーションっていうのをニューメキシコに作っていて。
精神的なコミューン? そういうのを作っていて。
「BE HERE NOW」っていう本があるの。
ラムダスの講義を集めたね。
でその、「BE HERE NOW」っていうのをカナダのコミューンにいるときに、ある友達が買ってきてね。バンクーバーから。
でみんなにまわしたわけ。
夏はね、夜になると、みんな火の周りに集まってさ、音楽やったり、みんなそれぞれのストーリーをやったりね。
そのときに彼がその本をまわしてきて、
それを開いたらさ、そのバガヴァンダスっていうほんとにるんるんのヒッピーが映ってるわけよ。
すごいおっきなのが。
だから私、「えっ私この人知ってる!」って言ってさ。
で、著者を見たらラムダスにもカトマンズで会ってるわけよ。
その本はラマファンデーションっていうコミューンが出版したわけ。
だから私もう、本当にカナダを出てね、イサムもまだいるし、その彼女もいるし同じコミューンに。
やっぱりいたくないからさぁ、そんなところに。
どっかに行きたいと思って。
で、そのラマファンデーションに手紙を書いてみたわけよ。
そのバガヴァンダスっていう人がいるかね。
そしたら彼から「いつでもwelcome」っていう手紙がきたわけよ。
だから、わたしはもう絶対ニューメキシコだったら太陽がいっぱいあるしね、
絶対行きたいと思って、それでミノに
「I’ll go to New Mexico」(私はニューメキシコへ行くわ)って言ったらさぁ、じゃあ僕も一緒に行くっていうのよ。
だけど、彼は徴兵拒否者で、入国できないわけよ。
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