9.13.2012

子供について




風砂子:
母が亡くなる2ヶ月前に初孫が生まれたの。 Hanaがね。
そのときHanaのお母さんのヨウはNYのビジュアルアートカレッジに通ってて、で彼女から「ママ、わたし妊娠した。 
生みたいから、バークレーに帰って生む。 ニューヨークじゃちょっと大変だから。」って電話がきたのね。 
そのときわたしのイメージにふっとね、白い根っこが浮かんだの、わたしの根っこが。
”えーこのアメリカの大地に、想いもしなかったアメリカに。わたしの根っこが生えるのか” 
すっごいそれがイメージだったの。
自分がおばあちゃんになってから、道でであって目がいくのはみんなこどもなの。 
ほんとに不思議なの。
もう男なんかに目がいかない。(笑) 
ほんとに子供ばっかり。
大人が子供に教育されなきゃいけないってすっごく思い出したわけ、孫ができてから。 ほんとにすごいから。
それはさっきも言った、動物との交歓とかね、自然との交流っていうか、お互いの分かち合い? 
それがやっぱりすごい必要だと思う。
あらゆる命の生き方をね、もうちょっと感性的に学ばなきゃいけないと思う。
それがほんとに子供がわたしにとってはまた次の教えをいろいろとくれたわけ。
わたしだってそういう放浪生活のなかで、子供はすごいなーってほんとに思ったり。 
ーあとはやっぱり、コミュニティの中でね。たとえ自分の子供がいなくてもー
そう、それを分かち合う。それだと思う。 
だから自分の子供じゃなくてもいいわけよ、別に。遺伝的な。 
もともとコミュニティとはそういうものでしょ。
ーおじいちゃんおばあちゃんいなくてもね、そばにね。一番近いお年寄りがみるとかねー
そうそう、だってわたしの夫のミノだって、ほんとの、遺伝子の親じゃないのにさ。
ーお父さん、おじいちゃんでね。あとコミュニティのおとうさんでもある。
いつもお世話になってね、みんなー
そうそう (笑)
ーそういうものが世界中にたくさんあると結構よくなるね、これからもー
これからもっともっと発展していってほしいね。
で、その中で少しずつ…人間のためだけじゃなくて…
あらゆる生物にとって大切な改善が出来ていったらいいなと思います。

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